*29年間の介護の仕事から56歳で鍼灸師になりました。
11年間続けました鍼灸院を2021年11月末で閉めました。
現在は、地域のシニアの方の介護予防のために
シニア筋力アップ教室に力を入れております*
≪資格≫
・はり師・きゅう師: 2010年取得(56歳)
・産業カウンセラー:2010年取得(56歳)
・介護予防運動指導員:2010年取得(56歳)
・介護予防主任運動指導員 :2013年取得(59歳)
・介護支援専門員(ケアマネージャー):2001年取得(47歳)
・介護福祉士:1999年取得(45歳)
・保育士:1978年取得(24歳)
≪出身地≫
東京都大田区で産まれました。
24歳まで暮らしていました。
洗足池で良く遊びました。
≪星 座≫
4月生まれの牡羊座。
≪趣 味≫
・ブログ…今年の6月で開設18周年を迎えます。
・ウオーキングしながら、お花観察して写真を撮ってブログにアップしています。
・ライブ…追っかけ歴今年の8月で18年を迎えます。
・終活の一環で、大きな家具などを断捨離しました。現在も断捨離継続中です。
≪56歳で鍼灸師になるまでの道のり≫
*高卒後念願の保育士になりました*
・小さな頃から子どもが好きだった私は中学の時に「保育士になろう」と決めました。
学費を親に出してもらえるほどの余裕がないのはわかっていましたので昼間働きながら夜学に通うことにしました。そのために就職に有利な商業高校に入りました。
・商業高校卒業後、夜学通学のために終業時間の早い保険会社に就職。学費が溜まった入社3年目に上智福祉専門学校(夜間のみ)へ入学しました。
・当初保育園勤務希望でしたが、実習先で知的障がいのあるお子さんと初めて接して、障がいのある方の施設で働きたいと思うようになりました。
・保育士国家試験に合格し、東京都保健福祉局に就職が決まり、重い知的障がいのあるお子さんたちの施設で13年間勤務しました。
その後、知的障がいと視力障がいのダブルハンディのある方の施設で10年間。
最後に、身体障がいのある方の施設で6年間。
合計29年間介護の仕事をしました。
・介護保険制度が始まってから、“介護福祉士”“介護支援専門員(ケアマネ)”それぞれの資格を取得しました。
おひとりおひとりの方の価値観を尊重しながら
お付き合いすることの大切さを学びました
鍼灸師の資格を取るまで…
*52歳の時に、介護の仕事を辞めて鍼灸学校に入学しました*
・介護の仕事をしている時、身体の痛みを訴える方に「痛み止めは一日2回までですよ」とお話し、あとは我慢していただくことがあり、なんとかならないかと悩みました。
・ある夜勤明けの日に自己流でマッサージをさせていただくと「とても気持ち良い」と言っていただけ、私自身も疲れを感じることなくとても嬉しい気持になりました。
身体を楽にする施術が自分に合っているかもしれないと思った瞬間でした。
・身体の痛み、つらさは西洋医学だけでは取れない。東洋医学の知識も必要ではないかと思い、鍼灸学校入学を決めました。
・3年間鍼灸学校で学び、国家試験に無事合格することが出来ました。
人間は自然の一部であり、自然と調和することで健康が保たれる。
人間が本来持っている自然治癒力を高めることで健康な心と体を得ること出来る。
このような東洋医学の人間観、病気観に魅せられました。
産業カウンセラーの資格をとるまで…
*うつの経験からカウンセリングも出来る鍼灸師を目指しました*
・更年期症状に苦しんだ48歳の時にうつになりました。
・今までに感じたことのない強い疲労感で座っているのもつらい日々でした。
食事もできず、おむすびひとつを頑張っても一日1個しか食べられませんでした。
・そんな時、初めて鍼灸施術を受けました。
・女性の鍼灸師の方が優しく話を聴いてくださり、いつも「大丈夫よ」と受け止めてくださいました。
鍼灸をしていただいた日は不思議なことに食事が出来るようになるのです。
・鍼灸施術とカウンセリング両方が出来る鍼灸師になろうと心に決めました。
・はり師、きゅう師の国家試験に合格後、産業カウンセラーの資格を取得しました。
・産業カウンセラーの講座では傾聴について実践を積みながら学びました。
心をこめて真剣に話を聴いてもらえると
自分自身を好きになれ「このままの自分でいいのだ」と
自分を認められるという経験をしました。
たくさんの方たちにも同じような経験をして
自分を好きになっていただけたらと思いながら
カウンセリングをさせていただいています。
介護予防運動指導員の資格を取るまで…
*予防の大切さも痛感し、介護予防運動指導員の資格を取得しました*
・鍼灸学校では「膝の痛みを取るだけでは、再発し将来歩行困難に結びつくこともある。再発予防のために筋力アップのご指導も必ずしなさい。」と教えていただきました。
・鍼灸学校卒業直後に、寝たきりにならないための知識と筋力アップの実技を習得するために介護予防運動指導員の資格を取得しました。
・現在、大塚駅前の日本鍼灸師会館にて豊島区受託事業高齢者介護予防運動として
「筋力アップ教室」(毎週水曜日)の運動指導を担当し、教室の責任者をさせていただいています。
・地域のカフェやギャラリーとコラボして運動教室を開催しています。
シニアの方たちが姿勢が良くなり、生き生きとされる姿を拝見できる素敵な仕事です。
資格を取得して本当に良かったと思っています。
介護予防主任運動指導員の資格を取るまで…
*介護予防運動指導員養成講座講師を務めています*
・介護予防運動指導員を目指す方が受講する養成講座で講師が出来る『介護予防主任運動指導員』の講座を日本鍼灸師会の推薦を受けて受講し、試験に合格して取得しました。
約2週間、朝から夕方までの講座を受講するのは結構大変でした。眠気覚ましのブラックコー ヒーを飲みすぎた私は急性胃炎になり痛みを我慢して受講したのが思い出です。
介護予防運動指導員テキストを実際に執筆された先生方に直接指導を受けることが出来て、知識がより深いものになりました。
・人前で話すことが一番の苦手だった私が講師を務めるようになるとは本当に驚いています。
・初めて講師の仕事を担当する時にはあまりに緊張して事前準備が手に付かず、慌てて「話し方教室」に申し込み受講しました。
講義の準備をし、当日お話しすることで
自分の知識がより深まっていき、とても勉強になっています。
私自身が一番勉強になっていると毎回痛感しています。